研究者詳細情報
研究者 | 奥村 知之 |
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大学 | 富山大学 附属病院 |
研究室名 | |
専門分野 | 腫瘍免疫学 |
研究テーマ | |
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特許 |
出願番号:2017-028150 / 特開番号:2018-130094 / 登録番号: 静止期癌幹細胞の効率的分離方法【課題】p75NTR陽性癌(例えば食道癌)から静止期癌幹細胞を効率的に検出し分離する方法を提供する。 【解決手段】p75NTR遺伝子を発現すること及び細胞周期がG0-1であることを指標にして被験体の生体試料から静 |
論文 | |
科研費 |
乳癌に対する新規免疫漢方治療の確立 基盤研究(C) 2017-04-01 ~ 0000-00-00iPS因子(KLF4)に着目した胃癌治療効果予測 基盤研究(C) 2016-04-01 ~ 0000-00-00食道癌幹細胞マーカーを用いた血中癌細胞分離に基づく新規診断・治療標的の探索 基盤研究(C) 2015-04-01 ~ 2018-03-31新規樹立食道神経内分泌癌細胞株を用いた治療標的分子の探索 基盤研究(C) 2015-04-01 ~ 2018-03-31消化器癌幹細胞と微小環境との相互作用に関与する治療標的マイクロリボ核酸の探索 基盤研究(C) 2011-04-01 ~ 2014-03-31食道癌細胞株にmiR-203発現ベクターを導入したところp63発現増強を伴うp75NTR陽性細胞数は増加した。p75NTR陰性細胞ではp63が減弱しインボルクリンが増強した。コロニ―形成能は低下しマウス皮下移植腫瘍は有意に縮小し重層扁平上皮構造を示し中心に基底膜分子ラミニンとp75NTRの発現を認めた。食道扁平上皮癌細胞株においてmir203導入によりp75NTR陽性細胞の自己複製が維持されつつ分化が誘導され腫瘍抑制効果を認めた。mir203導入により癌幹細胞の悪性度が低下した可能性が考えられ、癌幹細胞を標的とした新規治療への応用の可能性が示唆された。 |