しらさぎプロジェクト大学開放特許データベース(単願&発明者検索)

研究者詳細情報
研究者 安藤 彰男
大学 富山大学 工学部電気電子システム工学科
研究室名 波動通信工学
専門分野 音響学、音響システム、音響符号化・伝送、音響情報処理
研究テーマ 高臨場感音響の普及を目指して,多チャネル音響信号の伝送/符号化,および家庭再生方式に関する研究を行っている.また,再生された音響信号の評価の研究も実施する.
検索キーワード
音響工学/知覚情報処理/知能ロボティクス / 感性情報学/ソフトコンピューティング /臨場感 /音響 / 立体音響 / 音像定位 ,/音声認識 /音響認知科学 / 電気音響変換 /空間音響/ 音響信号処理
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PRタイトル名
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特許

出願番号:2018-514561 / 特開番号:WO 2017/188141 / 登録番号:

オーディオ信号処理装置、オーディオ信号処理方法、およびオーディオ信号処理プログラム

【課題】オーディオ信号のチャネル数を変更する手法が従来から知られているが、再生音の雰囲気(例えば音色)が原音から変わったり損なわれたりしてしまう。原音チャネル数にかかわらず、オーディオ信号のチャネル数を変更する際に原音の雰囲気を可能な限り維持する手法が望まれている。

【解決手段】一実施形態にかかわるオーディオ信号処理装置は、複数チャネルのオーディオ信号を受け付ける受付部と、各チャネルのオーディオ信号をコヒーレント成分とフィールド成分に分割する分割部と、各チャネルのコヒーレント成分及びフィールド成分を出力する出力部とを備える。分割処理では、対象チャネル以外のチャネルのオーディオ信号を用いて算出される推定信号のうち該対象チャネルのオーディオ信号との相関が最も高い推定信号が該対象チャネルのコヒーレント成分として抽出される。そして、対象チャネルのオーディオ信号及びコヒーレント成分の差分がフィールド成分として抽出される。


論文

3次元音響信号からの直接音成分の推定

橋本 裕太、後藤 康人、安藤 彰男

日本音響学会誌 ( 日本音響学会 ) 75 ( 2 ) 59 - 63 2019年02月


Compensation of unmasking noise for scalable transmission of three-dimensional multichannel sound

Akio Ando and Takafumi Fujita

Acoustical Science and Technology ( The Acoustical Society of Japan ) 39 ( 5 ) 327 - 334 2018年09月


3次元音響システムにおけるスピーカ位置の違いが空間的印象に与える影響

澤谷 郁子,入江 健介,杉本 岳大,安藤 彰男

電子情報通信学会論文誌A ( 電子情報通信学会 ) J97-A ( 4 ) 313 - 322 2014年04月


科研費

チャネルスケーラブルな3Dオーディオ符号化のためのアンマスキング雑音抑圧

基盤研究(C) 2014-04-01 ~ 2017-03-31