特許詳細
出願番号 | 2008-501721 |
登録番号 | 4590573 |
国際特許分類 | C12Q 1/68, C12N 15/09, C12Q 1/02 |
発明名称 | 感染症起因菌の迅速同定方法 |
出願人又は権利者 | 富山大学 |
研究者 | 仁井見 英樹 |
研究分野 | 医療 |
用途 | 医薬検査・診断 |
要約 課題 | 感染症起因菌、とりわけ敗血症の起因菌を迅速に検出・同定し、適切な抗菌薬を選択するシステムを提供すること。 |
要約 解決手段 | 本発明は、リアルタイムPCRなどの遺伝子増幅を行い、遺伝子増幅産物の融解曲線分析により求めた融解温度(Tm値)の組合せ、或いは各Tm値間の差の組合せを解析することにより起因菌の検出・同定を迅速に行う方法である。 具体的には細菌の16SリボソームRNAに1~7つ、真菌の18SリボソームRNAに1~6つ、MRSA特異的なspa遺伝子およびmecA遺伝子に各1つ、計4~16つのプライマーセットを使用してリアルタイムPCRを行い、その増幅物のTm値の組合せ、或いは各Tm値間の差の組合せをデータベースと照合し、敗血症起因菌の同定を行う。 本発明の方法により、感染症起因菌、とりわけ敗血症の起因菌を迅速に検出・同定することができ、敗血症の迅速診断法と敗血症治療におけるEvidence-based Medicineが可能となる。 |
問い合わせ先 |
富山大学 研究推進機構 学術研究・産学連携本部 076-445-6392 |
更新日 | 2020/01/22 |