しらさぎプロジェクト大学開放特許データベース(単願&発明者検索)

研究者詳細情報
研究者 河原 雅典
大学 富山大学 芸術文化学部 芸術文化学科
研究室名 人間工学
専門分野 働態学 人間工学
研究テーマ ・人力運搬具の研究
・伝統的な身体技法の研究
・人間工学、働態学に基づく製品の研究開発
検索キーワード
経験則的鍛冶技術 大学地域連携 コミュニティづくり 野鍛冶 まちづくり 歩行補助車 社会資本 自立支援
都市中心部 歩行支援
PR URL https://www.youtube.com/watch?v=uuvTV9e1unY
PRタイトル名 【Tom's TV 2014】芸術文化学部 河原雅典 准教授 (人間工学)
PR詳細文 (図)
特許

出願番号:2010-068267 / 特開番号:2011-202294 / 登録番号:5569961

防寒手袋

【課題】防寒性と巧緻性を両立させることができ、構成も簡単で安価に製造可能な防寒手袋を提供する。

【解決手段】袋状の親指収容部24と、四指1が差し入れられる袋状の四指収容部22とが設けられた外手袋12を有する。外手袋12は、表面に防水加工又は撥水加工が施された厚みが2mm以下の生地で形成されている。袋状の親指収容部34と、四指1が差し入れられる袋状の四指収容部32とが設けられた内手袋14を有する。内手袋14は、親指収容部34側面の手の平26側の部分に、親指2を出し入れ可能な開口部38が設けられている。内手袋14は、四指収容部32側面の手の平26側の部分に、四指1を出し入れ可能な開口部36を備える。外手袋12の生地は、伸縮性のあるストレッチ織物生地、あるいは所定の3層構造の生地である。


出願番号:2010-050388 / 特開番号:2011-184821 / 登録番号:5660526

衣服

【課題】着衣、脱衣を容易に行うことができ、デザイン性にも優れた衣服を提供する。

【解決手段】上衣12の胴部16から延設された一対の袖部18の側面の生地に、着衣及び脱衣に際して生地の体表面に対する位置をずらすために用いる指掛け部20を備える。パンツ14の胴部24から延設された一対の脚部26の側面の生地に、着衣及び脱衣に際して生地の体表面に対する位置をずらすために用いる指掛け部28を備える。生地は、身体にフィットする伸縮性及び撥水性を備えている。指掛け部20,28は、生地の表面に、所定の内側部分に指掛け孔22a,30aが形成された布体22,30の周縁部を縫合して設けられる。または、生地の表面に布体22,30を設け、所定間隔の縫合部23を布体22,30に形成し、縫合部23間を指掛け孔22a,30aとするものである。指掛け部20,28は、複数箇所に形成されている。


出願番号:2016-029037 / 特開番号:2017-144101 / 登録番号:6667063

背負子

【課題】人を乗せて背負うことが容易であり、かつ移送中に休憩姿勢をとることが可能な背負子を提供する。

【解決手段】胴部と、肩ベルトと、把持部と、脚部と、座部を備え、胴部が、上下に延びていて、前側に肩ベルトを設けてあり、把持部が、胴部の上部に設けてあり、脚部が、胴部の下部の左右両側から下方に延びていて、上下に延びる胴部に対して前側に傾斜しており、背負人が直立すると地面に接地し、背負人が前傾すると地面から離れるものであり、座部が、胴部の後側に設けてあって、少なくとも後側面から上側面にかけて着座可能である


論文

(1)まちづくりのための公共用歩行車の開発

河原雅典

人間生活工学, 18(1), 20-23, 2017.3


(2)歩いて暮らせるまちづくり―富山大学歩行圏コミュニティ研究会の取り組み―

河原雅典、中林美奈子、鳴尾明子

人類働態学会会報(Web), 104, 9, 2016.6


(3)背負梯子を用いた担架運搬

河原雅典、矢島由紀子

人類働態学会会報(Web), 96, 29-30, 2012.6


科研費

(1)社会資本の活性化を先導する歩行圏コミュニティづくり

JST RISTEX 0000-00-00 ~ 0000-00-00

<JST 戦略的創造研究推進事業 社会技術研究開発センター(RISTEX) コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン カテゴリーⅡ>
都市中心部に居住する後期高齢者の歩行圏の規模とそれに関連する要因を明らかにするとともに、自立支援型歩行補助車を用いた歩行支援が「歩行圏コミュニティ」実現の基盤的条件であり、その整備が都市中心部の健康・福祉増進活動のみならず社会資本の活性化を先導することを検証する。


(2)経験則的鍛冶技術の調査ならびに人間工学的研究-泊鉈について-

基盤研究(C) 0000-00-00 ~ 0000-00-00

これまで「勘」で表現される事が多かった野鍛冶の鍛冶技術は、理想の鉈を目標にし、製作行為の反復とその成果の蓄積から、それらの関係を相対的に把握すると共にその法則を理解し、独自の目安を手掛かりとして経験則的に修得されていた。また、泊鉈の湾曲した刀身と長い刃渡りを活用し、鉈をスライドさせて切断しようとする使用者のイメージは、切断作業時の身体の使い方、つまり身体技法のイメージを表現している事が、高速度カメラによる働態観察によって判明した。