しらさぎプロジェクト大学開放特許データベース(単願&発明者検索)

研究者詳細情報
研究者 中島 一樹
大学 富山大学 工学部電気電子システム工学
研究室名 システム制御工学
専門分野 高齢看護学 麻酔・蘇生学 社会システム工学・安全システム リハビリテーション科学・福祉工学 臨床看護学 家政・生活学一般
研究テーマ ・脳機能と行動
・生体計測・信号処理
・福祉機器開発
検索キーワード
生活習慣 / 生体組織 / ITシステム / 独居高齢者 / スペクトル / モデル / 見守りシステム / 可視光 / 近赤外光 / 末梢血流 / 徘徊 / ユビキタス / 蛍光色素 / 筋電計 / 排尿 / 褥瘡 / 動画像処理 / 通所リハビリテーション / リアルタイム処理 / おむつカバー / ブラックライ / 核家族 / エプロン / 加速度 / トイレ / image processing / 加速度計 / 温度 / 非接触計測 / 栄養状態 / オプティカルフロー / 嚥下 / 介護予防 / 電灯線ネットワーク / 社会工学 / 飲み込み / センサ / living habit / 体圧分散 / 排尿量 / タクタイルセンサ / 食事介助 / distribution of body pressure / group home / インピーダンス / 高齢ペット / 認知症 / daycare center / 光 / tactile sensor / 呼吸 / bedsore / 要介護高齢者 / 支援技術 / 画像処理 / 便座 / 認知症高齢者 / ウェアラブルセンサ / 圧力感知フィルム / バーチャル同居 / pressure-sensitive film / 非接触測定 / 心筋梗塞 / テレビ / power line network / elderly living alone / 体動 / 家族 / グループホーム / リハビリテーション / 高齢患者 / 体圧分布 / ユビキタスコンピューティング / 関節拘縮 / おむつ / information technology system
PR URL http://www.soumu.go.jp/main_content/000419766.pdf
PRタイトル名 トイレ排泄生理現象データを活用したクラウド健康ネットワーク技術に関する研究
PR詳細文 (図) 生理現象である排泄は、データ収集・解析が極めて遅れている。これは対象が不潔であることによる測定機器開発の遅れが原因である。本研究では安価で簡便なセンサを便座に取付け、非接触に排泄量を自動測定するセンサシステムを開発する。また解析用のデータベースを構築し、これに測定データを収集・格納した排泄ビッグデータを活用するクラウド健康ネットワーク技術に関する研究を実施する。生理情報のビッグデータに排泄ビッグデータを付加することにより、疾病の早期発見・早期治療や疾病の予防精度を大きく向上させ、医療費削減に資する。
特許

出願番号:2015-032691 / 特開番号:2015-178764 / 登録番号:6747656

排泄管理システム

【課題】排泄を客観的に管理することができる排泄管理システムおよびこの排泄管理システムに使用可能な便器であって、製造および設置が容易であり、低コストで製造可能な便器を提供する。

【解決手段】排泄管理システムは、排泄物を受けるボウル部12を有する便器本体11と、ボウル部12内の温度の空間分布を非接触で計測する温度計測部21と、温度計測部21で計測した温度データを処理する制御部と、を備え、制御部が、温度データに基づいて、ボウル部12内における排泄の有無を判定する。便器は、排泄物を受けるボウル部12を有する便器本体11と、ボウル部12内の温度の空間分布を非接触で計測する温度計測部21と、ボウル部12内の臭気を計測する臭気計測部31と、を備える。


出願番号:2006-348874 / 特開番号:2008-080088 / 登録番号:5152954

水中における生体情報検知方法及び生体情報検知システム

【課題】入浴中の被験者の呼吸状態のような生体情報を非接触で、且つ違和感を与えることなく検知できるようにする。

【解決手段】呼吸状態検知システムS1は、被験者Hが入浴する浴槽10の内周壁に配置される一対の電極21、22と、電極21、22間に交流電圧を印加する電源31と、電極21、22間のインピーダンス値を測定するインピーダンス測定装置33と、前記インピーダンス値の時間変化を解析すると共に、被験者Hの吸気と呼気とに起因する前記インピーダンス値の変動が発生しているか否かを判定する処理を行う制御装置40とを具備する。制御装置40は、インピーダンス値の変動に基づき被験者Hの呼吸異常を検知すると、警報スピーカ51及び表示装置52から異常発生を報知させる。


出願番号:2015-048237 / 特開番号:2016-168092 / 登録番号:6516356

飲み込み検出衣服および飲み込み検出器

【課題】検者の飲食時の飲み込みを検出することができる衣服であって、検者に不快感等を与えず、容易に使用することができる飲み込み検出衣服および飲み込み検出器を提供する。

【解決手段】飲み込み検出衣服は、襟部を有する衣服本体10と、襟部に架け渡される架渡部20と、架渡部20に取り付けられる加速度センサ30と、を備える。飲み込み検出器は、衣服本体10の襟部12に取り付けられ、頸部の前側に掛け渡される架渡部20と、架渡部20に取り付けられる加速度センサと、を備える。


論文

(1)ラット側脳室内へのグレリン投与が睡眠・覚醒行動に及ぼす作用

但馬俊貴,金主賢,中島一樹

信学技報 117 ( 63 ) 45 - 48 2017年05月


(2)嚥下性無呼吸に着目した飲み込み検出のための呼吸波形解析法の基礎的検討

折谷真耶, 斎藤匡浩, 金 主賢, 中林 美奈子, 坪内 奈津子, 林 一枝, 中島 一樹

信学技報 117 ( 63 ) 49 - 52 2017年05月


(3)嚥下と排泄のセンサ開発

中島一樹

信学技報 ( 電子情報通信学会 ) MICT2016-55 43 - 46 2016年11月


(4)歩行時の床振動特徴による個人識別

杉本涼輔・眞野悠磨・金 主賢・中島一樹

信学技報 116 ( 107 ) 15 - 18 2016年06月


(5)トイレ立ち上がり時の転倒防止を目指したセンサシステム開発に関する研究

飯國高弘,池田一生,金 主賢,中島一樹

信学技報 116 ( 58 ) 41 - 44 2016年05月


科研費

(1)おむつ尿吸収量を測定できる高齢ペット用おむつカバーの創製

挑戦的萌芽研究 2016-04-01 ~ 2017-03-31


(2)徘徊防止支援のための衣類「カメレオン印刷」の挑戦的研究

挑戦的萌芽研究 2015-04-01 ~ 2017-03-31

認知症高齢者の問題行動の1つに徘徊行動があり、介護者に精神的・肉体的な重い負担を与えている。認知症高齢者に発信器やICタグなどを携帯させるシステムが開発されているが、認知症高齢者は特別な機器を自主的に携帯しない。また、日常生活で第3者が認知症高齢者であると「ひと目で気づく」、特別な名札やマークを衣類につけることは避けなければならない。われわれは、認知症高齢者が徘徊により外出するのを防止するための画像認識による介護者支援システムの創製を目指している。本研究では、背景の色に溶け込んで姿を見つけるのが難しいカメレオンのように、太陽光や室内照明など、通常の可視光下では気づかれないが、ブラックライトを照射したときだけ発色する特別なマークを衣類へ「カメレオン印刷」する手法に関する挑戦的研究を行っている。
具体的には通常の可視光下では目立たないが、ブラックライトを照射したときだけ衣類に印刷された特別なマークが蛍光を発するために、(A)スキャンした衣類の画像に蛍光色素を同化させるための色補正技術、(B)繊維の風合いを保ちながら印刷する技術、の開発を行っている。当初計画通りこれらの「カメレオン印刷」には成功しているが、ブラックライトによる蛍光強度が十分高くない。「カメレオン印刷」を維持しながら、高輝度な蛍光強度が得られるように印刷技術の改良に取り組んでいる。


(3)トイレ便座で排泄有無と排泄量を検出するセンサ開発への挑戦

挑戦的萌芽研究 2014-04-01 ~ 2016-03-31

本研究では設置した非接触マトリックス温度センサでトイレでの排尿量を測定する手法を提案する。マトリックス温度センサは便座下に設置した。落下中の尿からの放射熱から排泄量を評価する手法を開発した。37 °Cの水を落下させ、その放射熱を測定した。水量100, 200および300 ml を流速5, 10, 20, 30および40 ml/sで変化させて落下させた。推定した水量は流速の影響を受けなかった。


(4)センサ装着を意識させずに食物の飲み込みを検出する技術開発への挑戦的研究

挑戦的萌芽研究 2013-04-01 ~ 2015-03-31

高齢者数の増加に伴い、介護福祉施設利用者数が増加している。介護職員が最も困難に感じる介護サービスは食事介助である。本研究では、食事介助における介護職員の負担を軽減するために飲み込みセンサを開発した。加速度計を用いた飲み込み検出は筋電計を用いた飲み込み検出よりも容易であった。まず、飲み込みを検出するための最適な測定部位を検討した。胸骨舌骨筋の加速度の積分値(iAcc)は、他の部位よりも有意に大きかった。次に加速度計を内蔵したエプロンを開発した。このエプロンを評価した結果、若年者と高齢者共に安静時のiAccより飲み込み時のiAccが有意に大きかった。


(5)テレビ利用状態モニタによる片麻痺患者退院移行期の在宅定着状態把握

基盤研究(B) 0000-00-00 ~ 0000-00-00

本研究は、片麻痺となった高齢者の退院後の在宅生活状態の変化をテレビ利用状態(TVOS)で把握することを目的とした。まずTVOS記録システムを開発し、被験者(男性、71歳、右片麻痺)宅でモニタリングした。これと同時に、毎月、認知や身体能力の評価を行った。テレビ利用時間と認知や身体能力の点数は、退院後の約3ヶ月までは増加傾向であった。TVOSは在宅での定着状態だけでなく認知症や身体能力の変化も反映する可能性が示された。