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研究者詳細情報
研究者 森 寿
大学 富山大学 大学院医学薬学研究部
研究室名 富山大学大学院医学薬学研究部(医学)分子神経科学講座
専門分野 神経化学・神経薬理学
研究テーマ これまで,記憶・学習の分子機構解析を目的に,グルタミン酸受容体 (GluR)チャネル分子に焦点を当て,遺伝子ノックアウトマウスの作製と解析を行ってきました.その結果,GluRチャネルのサブユニットが記憶・学習,シナプス可塑性,神経回路発達,神経細胞死等に深く関わることを見出しました.
また,脳内D-セリンが神経細胞で合成され,NMDA型GluRを介して神経細胞死に関わることを明らかにしました.
これからは,以下の項目の研究を進めます.
1)認知・情動・社会性の分子機構
2)生体マウス脳内での分子イメージング
3)免疫系による脳機能修飾機構の解析
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特許

出願番号:2017-556098 / 特開番号:WO2017/104706 / 登録番号:

脳由来神経栄養因子の発現誘導剤及び組成物

【課題】BDNF遺伝子発現誘導能活性を有する生薬またはエキスを有効成分とする医薬又は組成物の提供を目的とする。

【解決手段】甘草、縮砂、何首烏、黄耆、葛根、山椒、赤芍、大黄、釣藤鉤、苦参、炮附子、麻黄、防已、良姜およびそれらのエキスは、BDNF遺伝子発現誘導活性を有し、それらを単独、混合、他の生薬を配合した漢方方剤は、うつ病やアルツハイマー病などの精神疾患や神経変性疾患による脳機能低下の改善に有用である。


論文
科研費