特許詳細
出願番号 | 2017-014930 |
登録番号 | |
国際特許分類 | G01N 33/49,A61P 35/00,A61P 35/02,A61P 35/04,A61P 19/00,A61P 43/00,A61K 45/00,A61K 31/439,A61K 31/506,A61K 31/7048,A61K 35/618,A61K 36/185,G01N 33/15,G01N 33/50,C12Q 1/02 |
発明名称 | 慢性骨髄性白血病治療剤及び該治療剤をスクリーニングする方法 |
出願人又は権利者 | 金沢大学 |
研究者 | |
研究分野 | 計測創薬 |
用途 | 医薬 検査・診断 研究 |
要約 課題 | CML初期段階における正常な造血プロセスを白血病性プロセスに変換する機構を解明して、新たな慢性骨髄性白血病治療剤又は骨転移治療剤となりうる標的物質を見出すことを課題とした。 |
要約 解決手段 | CMLの初期段階における症状および病態を有するモデル動物を使用して、正常な造血プロセスを白血病性プロセスに変換する機構では、CML骨髄環境下において、好塩基球がCCL3を発現し、さらにCCL3は正常造血幹細胞に対するLICの優性増殖を促進することによって、慢性骨髄性白血病が発症することを見出した。さらに、好塩基球を減少させるなど、好塩基球の機能を直接的又は間接的に阻害することにより、慢性骨髄性白血病の発症又は骨転移を抑制することができることも確認した。これにより、好塩基球を標的物質とする新規な慢性骨髄性白血病又は骨転移の治療剤又は予防剤のスクリーニング方法、並びに、新規な慢性骨髄性白血病又は骨転移の治療剤又は予防剤を完成した。 |
問い合わせ先 |
金沢大学 先端科学・イノベーション推進機構 076-264-6111 |
更新日 | 2017/12/01 |